まずは、Web以外ではどういった使われ方をしているかを思い出してみます。
真っ先に浮かんだのは食べ物。柔らかくて、空気を多く含んだ軽い食感のものに使われている印象があります。
わたあめ、メレンゲのパンケーキ、マシュマロとかのイメージがありますね。
一方で、ビジネスにおける「ふわっと(している)」は、アイデアや企画において、地に足がついていない時や、内容が固まっておらず具体性がない時によく使われている印象です。マイナスイメージで使われることもあるんですね。
いずれにせよ、硬いか柔らかいかでいうと、柔らかい。軽いか重いかでいうと、軽い。
そして、浮遊感があるようなイメージでしょうか?
そういえばビジネスにおいて、アイデアや企画を「練る」という言葉も使いますね。
よく練ってずっしりとしているほど良いものが出来上がるので、「ふわっと」は相性が悪いということでしょうか。
先ほど、ビジネスにおいては「ふわっと」な印象は相性が悪いという話が出てきましたが、Webサイトにおいてはどうでしょうか。
「ふわっと」は軽やかで柔らかい印象のアニメーションだとすると、派手に(大きく)・勢いよく動くアニメーションに比べて控えめで、動きに印象を持っていかれず情報取得の邪魔になりにくい利点があるのではないでしょうか?
それでいて、動くことでサイトに奥行きが出て、審美的なクオリティも向上する。
「ふわっと」は、可読性を保ち情報取得の妨げにならない範囲で見た目の質も上げることができる、万能な演出方法のひとつと言えそうです。