
2019.03.12
web制作会社コモノが解説します!<ビジョンとは?>
続いて ビジョン についてです!
ビジョンもブランディングの記事を振り返ると、(ブランディングについての記事はこちらです★)
こうなりたいという目的地を示したもの。目指す姿。
現段階のブランドのイメージではなく、将来こうなりたいと思うイメージをはっきりと言語化したもの。
と説明しました。
ビジョンについても有名企業を例に見ていきますが、
ビジョンはミッションと混同して考えられてしまうケースが多いですので、
先ほどあげた企業の中でも
ミッションとビジョンを別に掲げている企業がありますのでそちらから見ていきます★
LIST OF CONTENTS
- 1. 有名企業の具体例① -アサヒ飲料株式会社-
- 2. 有名企業の具体例② -ニトリ株式会社-
- 3. まとめ
有名企業の具体例① -アサヒ飲料株式会社-
◎アサヒ (アサヒ飲料株式会社)
ミッション→期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造
でした。
一方ビジョンは、
アサヒ飲料ウェブサイト
https://www.asahiinryo.co.jp/company/summary/
→高付加価値ブランドを核として成長する“グローカルな価値創造企業”を目指す です。
有名企業の具体例② -ニトリ株式会社-
もう1例見ていきます。
◎ニトリ (株式会社ニトリ)
ミッション(ロマン)
→住まいの豊かさを世界の人々に提供する。
ビジョン
→2022年 1,000店舗 売上高 1兆円へ
世界でドミナントエイリアを拡大し、暮らしの変革へ
北海道の会社といえばニトリというくらい有名な企業ですね。
独自にミッションをロマンと表現しているのもユーモアがあり素敵です。
また、ビジョンを細かく年号ごとに示すことで立てただけの目標とならず、
意識しやすくすることや、振り返りが可能です。
こういった工夫も、北海道を代表する企業まで成長させたニトリの経営哲学の賜物でしょうか。
まとめ
2つの有名企業をビジョンを例にあげました。
前回の記事のミッションは経営理念のような会社としての考え方を示したもの。
それに対して
ビジョンは5年先10年先などその先の会社が何を目指していくかを示したもの。
ニトリ株式会社はさらに、
ロマンとビジョンの下にこう示しております。
「ロマン」を原点に、「ビジョン」の実現をめざし続けます。
ニトリは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)を社員一人ひとりが企業行動の原点として共有しています。そして、社員の力を結集して長期ビジョンの実現に全力を尽くすことを企業活動の指針と位置づけています。ロマンを原点に、ビジョンを実現していくことで、ニトリはお客様をはじめとしたステークホルダーの皆様とともに多様な豊かさを分かち合っていきたいと考えています。
このようにミッションとビジョンを明確に掲げ、さらには社員一人ひとりに共有し根付かせていること(インナーブランディング)で社員の意識が同じ方向へと向き、ブランドの価値への理解度、社会に対しての自分たちの役割を理解し誇りにつなげることも可能です。