スラックラインラボラトリー スラックラインラボラトリー

Case Study

2019.02.26

スラックラインラボラトリー

SLACKLINE LABORATORY

https://slackline-lab.com

スラックラインラボラトリーは札幌市北区新琴似に2018年12月オープンした北海道初、スラックライン専門のフィットネスジムです。
有資格者インストラクターによる安全な指導も魅力の一つです。

スラックラインはエクストリーム競技というイメージがありますが、健康・美・集中力向上に効果がありフィットネスと親和性が高いことからコアターゲットをブティックジムに通う女性と定義しました。

ロゴ・ウェブサイトのご依頼でしたが、サービスコンセプトの策定、CI/VIの開発、Webデザイン、看板デザイン、内装など、色々とお手伝いさせていただきました。

オープン後、多数のテレビや新聞に取り上げられるなど、一定の効果が得られております。引き続き効果測定にてアップデートを行い、レッスンプログラムの充実など、全面的にバックアップさせていただき、より良いサービスの提供のお手伝いをさせて頂ければと思います。

Phase 1 - ヒヤリング

【ヒヤリング】
ターゲットは、スケートボードやボルダリングなどのアクティブなスポーツを趣味に持つ若者をメインに置き、
老若男女問わずに体幹を鍛えることができることから幅広く設定。
ベネフィットは、
・話題のニュースポーツを体験できる
・経営者でもある有資格インスタラクターによる安全な指導
・札幌は雪が多く寒い地域のため、冬季のアクティブな遊び場所
そしてクライアントの想いは
一般的に敷居が高く新しいスポーツを、正しい遊び方と共に多くの方に広げていくこと。

整理すると

・ターゲット
→ アクティブな遊びにリテラシーの高い若年層および体感を鍛える為に使用するアスリート

・強み
→ スラックラインという話題のスポーツ、有資格者による安全な指導

・競合
→ スキー場、スケートパーク、ボルタリング、複合スポーツアクティビティスポット

となります。

一旦ここでいただいた内容について僕たちは再考します。

Phase 2 - 事実調査

【事実調査】
まずはFACT(事実)の検証を行います。

ターゲットをアクティブなスポーツを趣味にもつ若年層がメインの場合、
競合には複合スポーツを展開するアクティビティスポットが存在し、スラックラインやボルタリングなどのアクティビティを網羅しているケースも見られ、戦うことは難しい。
料金設定は、専門性が高いことから総合スポーツアクティビティスポットに比べると高く、どちらかというとフィットネスクラブやパーソナルトレーニングジムと近い。
また、全国にスポーツとしてのスラックライン専門ジムも存在するもあまり定着せず、潰れてしまう店舗も散見された。
そして話題競技ではあるが、テレビで放送されるのはエクストリームな競技のイメージが強い。

Phase 3 - 考察

【考察】
次にFINDING(考察)します。

スラックラインには以下の様な効果があることがわかりました。
スラックラインは端から端まで渡りきるだけで、下半身の筋肉を多く使い、コアマッスル、体感も鍛えられ、さらには集中力、バランス能力も鍛えられます。
そして、実際に体験してみるとわかるのだが、とても楽しい。最初は渡り切ることが出来ないので、渡り切れた時の達成感もある。

レッドブルのサイトでも実際にフィットネスに良い事を説明しています。
具体的に下記が掲載されています。

  1. バランス能力を鍛えてくれる
  2. コアマッスルを鍛えてくれる
  3. 腰痛を防いでくれる
  4. 脚部を鍛えられる
  5. メンタルにも効果的
  6. 怪我の予防に役立つ
  7. リハビリにも活用できる
  8. いつでもどこでも運動できる

参照
https://www.redbull.com/jp-ja/how-slacklining-will-get-you-fit-2017-15-04
(レッドブル – スラックラインで健康になろう! 筋肉&メンタルの強化から腰痛防止まで、近代の “綱渡り” がもたらしてくれる8つの効果を紹介しよう。)

また、マガジンハウス社が発売している健康雑誌[ターザン]でも数号にわたって特集が組まれていました。
以上の傾向から、いわゆるブティックジムやフィットネスクラブ、パーソナルトレーニングに通う層との相性が良いことがわかります。

Phase 4 - 仮説・提案

前述した事実・考察を元に僕たちは仮説を立てます。

・ターゲット
→ 一般的なジムとは違う、ファッション性・専門性の高いフィットネスを求めるユーザー
→ 健康への意識が高いミドル世代(その子供)

・強み
→ スラックラインという話題のスポーツ、有資格者による安全な指導

・競合
→ ブティックジム・フィットネスクラブ

と定義。

ブティックジムやフィットネスクラブのグループエクササイズは年々需要が拡大しております。
さらに、プログラムの多様化により、ユーザーは非日常の新たな体験価値を求めています。

スラックラインのフィットネスとしての機能に焦点を当てました。

今までアクロバティックなスポーツとしてのポジションを確立していたスラックラインにフィットネスとしての新しい価値を付加する事で
強みを生かして(変えず)ターゲットを変更することで、より効果的に目的を果たす手段を提案しました。

クレジット

Creative Director / Art Director / Information Architecture : 矢野奨

Designer : 矢野奨 / 若菜彩人

Writing : 矢野奨 / 若菜彩人

Frontend Engineer : 山本慎二

PHOTOGRAPHY : クスミエリカ

Written by
commono

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